ケレップとスピンドルの劣化が原因

修理チーム

現場の状況

修理を開始前の状況となります。

【不具合箇所】 浴室・風呂
【作業前の様子】 蛇口が壊れたらレバー式の蛇口に交換してもらおうとか考えていました。

現場作業状況

蛇口のハンドルが空回りして水が止まらなくなったとお電話をいただきました。
現場に駆けつけると元栓を閉めて水が完全に止めている状況でした。状態確認のために元栓を開けてみると水が勢いよく流れ続けてしまいます。
お話を伺うと、以前からかなり力を入れて閉めないと水が止まらない状態だったとのこと。ハンドル部分の交換で修理可能ですしたがハンドル式の蛇口よりレバー式の方が楽ということレバー式の蛇口に交換を希望されていました。
蛇口は、浴槽の上部にに設置されている台付水栓で蛇口を交換するに浴槽も交換する必要があるのではないかと心配されていました。しかし、ほとんどの場合には、蛇口の下の点検口を開けて作業をすることで交換可能となっています。
施工内容をご説明してお見積もりを作成し、ご承諾いただけましたので即日交換作業に取りかかりました。
作業手順は、点検口のカバーを取り外しますが二重カバーになっている場合もあります。1枚目のエブロンは上に持ち上げるだけで簡単に取り外せます。2枚目のカバーはネジ止めされているので外します。ネジが錆びていたりネジ頭が潰れていたりすることがよくありますが問題なくはずせました。
カバーを取り外すと目の前に蛇口に妻がっている給排水管が見えます。点検口から工具を使って順番にパイプを外し、蛇口本体を固定しているナットをはずして、上部から蛇口を取り外すとバスタブに穴が2つ空いた状態になります。この穴に接続部分を挿入して取付金具で本体を固定します。
蛇口と給水・給湯管をつなぐフレキ管も交換して、それぞれの配管を接続したあとで元栓を開けて水漏れがないことを確認し、お客様にも仕上がりを確認していただき水漏れがないことを確認していただき作業終了となりました。


状態画像11

2ハンドル水栓の耐久性

2ハンドル水栓の耐久性は製品によって異なりますが、一般的には使用頻度や使用環境によって異なります。また、使用する水質や水圧の違いによっても耐久性に影響を与えることがあります。一般的には、耐久年数として5年程度とされていますが、正しい取り扱いとメンテナンスを行えば、長期間使用することができます。ただし、水漏れや故障が発生した場合は早めに修理することが重要です。

2ハンドル水栓のよくある不具合や対処方法
2ハンドル水栓のよくある不具合と対処方法は以下の通りです:

・水漏れ:水漏れは2ハンドル水栓でよくある不具合の一つです。主な原因は、内部のシールやパッキンの劣化や緩みです。対処方法としては、まず水漏れが発生しているハンドルの下にあるシールやパッキンを確認し、必要に応じて交換します。パッキンやシールが正しく取り付けられていることを確認し、ハンドルをしっかりと閉めることで水漏れを解消できます。
・ハンドルの固さ:2ハンドル水栓のハンドルが固くなり上下できない場合、主な原因は内部のカートリッジやバルブの摩耗や汚れです。対処方法としては、まず水栓を閉めてからハンドルの下にあるカートリッジやバルブを取り外し、清掃や交換を行います。必要に応じてグリスなどを使用してスムーズな動きを復元することで、ハンドルの固さを解消できます。
・水圧の低下:2ハンドル水栓の使用中に水圧が低下する場合、主な原因は供給水の問題やハンドル内部の汚れです。まず、他の水栓や家庭内の水使用状況を確認し、供給水の問題を排除します。また、ハンドルの下にあるフィルターやエアレーターを確認し、汚れが詰まっていないかをチェックします。必要に応じて清掃や交換を行い、水圧の改善を図ります。
・異音や振動:使用中に2ハンドル水栓から異音や振動が発生する場合、主な原因は水圧の急変やハンドル内部の問題です。水圧の急変による振動は、他の水使用や給水管の問題による場合があります。ハンドル内部の問題は、カートリッジやバルブの不良や緩みが原因です。異音や振動が継続する場合は、水道業者に相談し、適切な修理や交換を行います。


修理完了までの一連の流れについて
料金
当社では、電話無料相談を実施しております。また、昼夜の現地への修理対応に迅速対応を心がけております。お伺いして詰まり・水の漏れトラブルなどの箇所を調査したのち事前お見積りをいたします。